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【バイエルグループ】
環境、食料、健康管理など持続可能性の取り組み強化  バイエルが報告書刊行

 バイエルグループ(本社:ドイツ)は5月17日、今後の新たな目標などを収録した2010年度版『持続可能な発展報告書』(原題:Sustainable Development Report)を刊行した。

 報告書は、将来的な環境保全、ヘルスケア、食料など分野別の持続可能性と同社の取り組みについて72ページで報告している。
 同社はCO2などの温室効果ガス排出量を2020年までに05年比で35%削減するとの目標を掲げているが、12年末までに生産施設のエネルギー効率を10%改善するなど、さらに持続可能性の取り組みを強化する計画だ。
 食料分野では、途上国で質が高く安価な食品を持続的に生産するための支援を行い、生産、加工、流通・販売、輸出などを1つにまとめる「フードチェーン・パートナーシップ」構想を全世界240カ所で展開しているほか、種子・農薬の提供や農薬の安全性教育などの農家支援を行っている。
 報告書の内容については、バイエルグループホームページで掲載している。


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