使用分野別では、水稲用が数量1万2644 t,klで同405 t,kl(3.1%)減、金額が234億5500万円で同8億3400万円(3.4%)減、野菜・畑作用が数量2万1194 t,klで同4480 t,kl(17.4%)減と大きく減った。金額は324億7300万円で同7億4800万円(2.3%)減とやや減に落ち込んだ。一方、果樹用は数量7715 t,klで同257 t,kl(3.4%)増、金額137億3500万円で同5億4400万円(4.1%)増と伸びた。
種類別では、除草剤が数量、金額ともに前年同期比で微増だったが、殺菌剤と殺虫殺菌剤はともに数量、金額とも大きく落ち込んだ。殺虫剤と植物調整剤はともに数量で減ったものの金額は増えた。
除草剤は数量が1万3820 t,klで同0.3%増、金額が277億9200万円で同1.5%増だった。殺菌剤は数量が9094 t,klで同2668 t,kl(22.7%)減、金額が186億4800万円で同11億9700万円(6%)減、殺虫殺菌剤は数量が2880 t,klで同1410 t,kl(12.5%)減、金額が56億4000万円で同10億3600万円(15.5%)減だった。殺虫剤は、数量が1万9902 t,klで同1227 t,kl(5.8%)減、金額が250億5900万円で同6億1800万円(2.5%)増、植物調整剤は数量が313 t,klで同23(6.8%)減、金額が14億7900万円で同2億6100万円(21.4%)増だった。
殺鼠剤、補助剤、生物農薬などは数量、金額ともに前年同期比を上回った。
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