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【北興化学工業】
水稲用除草剤の流通在庫増加で減収  北興化学工業 第1四半期業績

 北興化学工業は4月13日、平成24年11月期の第1四半期決算を発表した。売上高はファインケミカルの需要低迷などにより前年同期比で減少したが、広告宣伝費や一般管理費の削減によって利益面は上回った。

 売上高は105億7600万円で前年同期比4.7%減だったが、営業利益は3億9600万円で同10.6%増、経常利益は3億7400万円で同31.2%増、四半期純利益は6000万円で同40.5%減だった。1株あたりの四半期純利益は同1.48円減の2.18円だった。
 農薬事業は売上高81億8100万円で同5億5900万円(6.4%)減だが、営業利益は4億2500万円で同4300万円(11.3%)増。水稲用の育苗箱処理剤「Dr.オリゼフェルテラ」、「ファーストオリゼフェルテラ」の販売は伸びたものの、水稲除草剤の流通在庫増加などをうけて減収となった。


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