同社の開発研究所は昭和41年に開設。45年以上にわたり同社の研究開発の拠点として農薬の開発などを担ってきたが、施設の老朽化や耐震化対策の一環として昨年12月より敷地内に新たな実験棟をつくっており、このたび完成した。
新実験棟は、環境と省エネを重視した設計で、地上2階建て、延床面積1011.50平方m。1階には農薬研究設備のほか、ファインケミカルの研究設備を設置。2階は主に農薬の製剤研究設備を置く。
住所や代表の電話番号は従来の開発研究所から変更なし。
同社はこの新実験棟の完成によって、「新農薬製品開発のスピードアップと効率化を進めたい」としている。
(写真)
(左から)新実験棟の外観、竣工式の様子
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