半期の累計売上高は前年同期に比べて80億円(11%)増の804億円、営業利益は同15億円(56%)増の41億円、経常利益は同14億円(57%)増の38億円、四半期純利益は同12億円(68%)増の30億円と、大幅な増収増益となった。
国内の売上高は同14%増の694億円だった。コンバインなどの収穫調製用機械が前年同期に比べて20%以上増え、次いで田植え機、移植機などの栽培用機械が同8%増、トラクター、耕うん機などの整地用機械が同7%増だった。ほかにも作業機・部品が東北地方で9億円増えたり、大型施設工事物件の完工により施設工事が40億円増えるなど、全体的に好調だった。
一方、海外の売上高は、欧州が景気後退による受注減で9億円減少したため、全体としては同3%減の110億円と振るわなかった。
好調な半期決算をうけて、通期の業績予想も上方修正した。売上高は変わらず1530億円だが、営業利益は9億円増の55億円、経常利益は9億円増の48億円、当期純利益は5億円増の32億円となる見込み。
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