このプログラムは、世界の飢餓に取り組むためのキーとなる作物である小麦とイネの重要性に注目し、小麦、イネ育種の先駆者であるヘンリー・ビーチェル、ノーマン・ボーローグ両博士の功績に敬意を表し、次世代の研究リーダーを養成するための資金を提供する目的で創設されたもの。09年の設立以来、21カ国52人の学生を支援してきている。プログラムへの募集は今年で5年目となる。
このプログラムの応募対象は、小麦、イネ育種において博士号取得をめざす学生で、募集締め切りは2013年2月1日まで。
受賞者には研究費が受給されると同時に、先進的な育種手法や技術に触れる機会および発展途上国で1シーズンのフィールドワークを経験する機会を与えられる。
申し込み方法など詳細はモンサントホームページから。
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