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【クボタ】
中国でトラクタ生産 クボタ

 クボタは12月19日、中国の現地法人「久保田農業機械(蘇州)有限公司」(KAMS)で2013年1月からトラクタの生産を始めると発表した。

 同社は2009年に中国でトラクタの販売を始めたが、中国市場向けトラクタの拡販を図るため現地法人での生産へと切り替える。
 1月から生産するトラクタは中国でニーズの高い70馬力クラスのモデルだが、16年には100馬力を越える大型トラクタの生産も始める。また、14年7月にはKAMSの所在地と同じ江蘇省に新設する新会社でエンジンの生産をスタートするが、この工場でもトラクタ用のエンジンを生産し、部品の現地調達率向上を図っていく。
 トラクタの生産はKAMS内の1万1000平方mのレンタル工場で行い、3年目の15年には年間生産台数約1万台をめざす。同社はトラクタ生産のために、新たに3億円を投資する。
 KAMSは1998年設立の同社100%出資の現地法人で、これまで中国国内向けのコンバイン、田植機の生産・販売を行ってきた。


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