省エネやＣＯ２排出量削減、コスト削減などの取り組みの一つとして、工場などの施設用照明は従来の水銀灯からＬＥＤ照明への転換が進んでいる。
　サタケの「SORAPIKA（ソラピカ）」は、照度範囲の広い「広角タイプ」と、ＬＥＤ直下の照度を重視した「狭角タイプ」の２種類あり、全光束１万5800ルーメン（※）と業界最高水準の明るさを実現し、なおかつ水銀灯に比べて８割ほど消費電力を削減した。
　ＣＯ２排出量は水銀灯400Ｗタイプを「ソラピカ」に交換した場合、年間約3.6トンの削減になる。照明の寿命は約６万時間。
　サタケでは、精米工場、ライスセンター、カントリーエレベーター、農機整備工場などを主な販売先として、年間500基の販売をめざしている。価格は施設の規模などにより異なる。

【ルーメン】
　光源からある方向に放射された全ての光の明るさを表す単位。

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