首脳会合は11月12日に開催。会合では、各国にさまざまな「センシティブな問題」の交渉が残されていることを認識し、「包括的かつバランスのとれたパッケージ」のなかで問題に対処する必要があるとした。
そのために首脳は交渉チームに作業の継続と、来年の追加的な会合日程を調整するための会合を12月上旬に開くことを指示したという。また、TPP参加に関心を表明した他国との対話を継続することも指示した。
オバマ大統領はこの会合で、来年中に協定を完成させるよう指示したことや、これを達成できることについて「われわれは楽観的である」など発言した。
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