生産数量目標は23年産より2万t減の793万tとした。面積換算では150万haとなる。
過去のトレンドから算定した平成24年7月から25年6月までの需要見通しは797万と想定された。
一方、22/23年の需要実績は820万tで、22年産米の生産実績824万tとくらべて、4万t超過したことが明らかになった。これをふまえて24年産について需要見通しから4万tを差し引き793万tとした。
都道府県別の配分については、過去6年の需要実績のうち最高、最低の2年を除いた4年分の平均値をもとにシェアを算出している。ただし、24年産については▽生産調整を超過達成し23年産の目標面積を下まわった実績、▽都道府県間調整によって転作を引き受けたことによる生産数量目標の減少実績、▽回転備蓄方式時の政府米の売り渡し実績、を配慮して配分した。
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