農協愛友会はＪＡグループ全国連や関連企業のＯＢ・幹部役職員らの親睦交流をめざし昭和32年に設立された。今年の10月には55周年を迎える。
　前田千尋会長は、東日本大震災からの復旧・復興活動ではＪＡグループをはじめ生協、漁協などの協同組合を中心に支援の輪が広がっていったのを見て「改めて協同組合の良さと活動の大きさを再認識した」と述べ、今年が国連の定める国際協同組合年であることからも「農協愛友会としても、地域の連携や幸せづくりにますます貢献していきたい」と抱負を語った。
　来賓として村上光雄・ＪＡ広島中央会会長があいさつし、今秋に開催予定の第26回ＪＡ全国大会に向けて「震災、原発事故、ＴＰＰという大きな問題を踏まえて、国民の皆さんに協同組合について理解してもらえるような議案をつくりたい」と意欲を述べた。

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