これによると企業年金（確定給付型）の受託件数は、厚生年金基金が577件、確定給付企業年金が１万4991件となっている。
　資産残高は、財前年比6905億円（前年対比0.9％）減の72兆2353億円となっている。内訳は、厚生年金基金が26兆8945億円（前年対比▲3.4％）、確定給付企業年金が45兆3407億円（同8.0％増）となっている。
　業態別内訳では、信託業界が58兆203億円、生保業界13兆8462億円、ＪＡ共済連3687億円となっている。
　加入者数は、厚生年金基金が440万人、確定給付企業年金が801万人で、制度への重複加入はあるが合計で1241万人で、厚生年金保険の被保険者数3441万人から推計すれば、民間サラリーマンの約４割が企業年金に加入していることになるという。

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