萬歳会長は発起人代表として、党の農林部会長やＴＰＰ参加の即時撤回を求める会の事務局長など、山田氏の５年間の功績を讃え、「これからも国政活動の先頭に立ち、ＴＰＰの断固阻止をお願いしたい」とあいさつ。同じく発起人の中野吉實ＪＡ全農経営管理委員会会長は「５年前の45万票を超える票数で、われわれの仲間を国政に送り出そう」と呼びかけた。
　来賓では、自民党・中曽根弘文氏（参、群馬）が「自民党にとって、そしてまた国民にとっても大事な人だ」と讃え、同・野村哲郎氏（参、鹿児島）は「存在感も説得力もあるからＴＰＰ推進派からは嫌われているが、ＪＡグループの皆さんは仲間としてぜひ応援してほしい」と全国のＪＡグループの仲間に支援を呼びかけた。
　山田氏は「国政の場に第一次産業の団体出身者がいることは非常に大きな意味があると感じた」と５年間の活動を振り返るとともに、「ＴＰＰ反対に政治生命をかける。地に足のついた農政をつくっていきたい」と抱負を述べた。
　山田氏は来年の参議院選挙に向けて事務所機能を強化するため、８月下旬をめどに都内に新事務所を開設する。
　新事務所の住所は東京都千代田区内神田1-8-11 東京保井ビル２階。

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山田俊男氏（右から４人目）にエールを送る発起人ら

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