調査は30代と40代の女性1000人にモバイルリサーチで行った。
学校給食の食材や産地についての考えとして「国産をできる限り選ぶべきだと思う」という人は87.9%と高く、「地元の食材を優先的に使うべきだと思う」という人は90.4%とさらに高かったことから地産地消への意識の強さがうかがえる。
また「TPP参加は学校給食に大きな影響を与えると思う」という人は52.8%で過半数を超えた。
◆食育の役割に期待
学校給食を通じて「子どもに身につけてほしい、学んでほしい」と期待することでは、「食べ物の大切さ」(77.2%)がもっとも多く、「食事ができることへの感謝の気持ち」(66.2%)、「食材の栄養、栄養のバランス」(65.8%)と続く。
学校給食への意見では「担任の先生と一緒に食べる機会は重要」という人が93.6%でもっとも多かったほか、「給食の調理を体験させたい」、「郷土料理を増やすべき」との意見も8割以上となった。「米飯給食を増やすべき」との意見も72.4%で多かった。
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