野生鳥獣による農林水産業被害が全国的に深刻な中で、対策に取り組み、被害防止に貢献している個人または団体を表彰。その取り組みを広く紹介することにより、各地域での対策を推進する趣旨。
個人部門については地域の活動への的確な指導と助言または継続的な参加により、貢献が顕著と認められる者(行政担当者も含む)を表彰対象とする。
団体部門については模範となるような活動に継続的に取り組んでいる団体とする。
応募書類の都道府県への提出期限は11月9日。自薦他薦は問わない。表彰点数は農水大臣賞2点(個人部門、団体部門各1点)以内、農水省生産局長賞6点(同各3点)。
審査基準には▽地域住民の合意形成の下、被害防止活動が行われているか▽地域の実態に応じた被害防止技術の創意工夫が行われているかなど8項目がある。
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