この時期、施設栽培では夜間の加温が行われ、外気温より施設内気温の方が高くなるため、病害虫が発生しやすい環境になる。
このため、施設開口部に防虫ネットなどを設置し、病害虫の侵入や飛び出しを防ぐことや、施設周辺の雑草の除草を徹底することが必要だと注意している。また、夏秋農作物の栽培終了後は、作物残さでの生存虫を死滅させてから搬出し、土中に埋めるなど確実な処分が必要だとしている。
果樹や茶では、病害虫の越冬量・密度を低下させる対策が重要だとしている。
発生が多いと予想される農作物と病害虫は次の通り。
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