山田元農相は「みどりの風も新党きずなもＴＰＰに反対するために党を出ていった私の仲間。また自民党のなかにも公明党のなかにもそういう仲間たちがいると思う。このままの民主党だったらＴＰＰを推進する。やはり本当にこのＴＰＰは阻止しなければいけないからその仲間たちとの結集をはかって選挙に臨まなければいけない、そう思っています」と話した。
　総選挙向けのマニフェストについて民主党は今後議論するとしているが、山田氏は「もうはっきり総理も代表選でもＴＰＰ推進と言っているし、マニフェストにも書くと言っているわけです。党内議論をするんだったらわれわれも参加するがもう選挙直前になって党内議論もないわけだから、ここでマニフェストがどうだこうだということではないと思う」と述べ、ＴＰＰ推進をマニフェストに掲げることになれば、「私としては、民主党として戦うことはできないということになる。私は民主党を離党する。本当のＴＰＰに反対してきた仲間と勢力をつくって選挙を戦うしかない。そう考えています」と語った。
　また、「鳩山先生もＴＰＰ推進なら覚悟があると発言されていた。みなさんこのままの民主党では戦えないと思っている」などと話したほか、脱原発や消費税増税反対を主張する勢力とも連携を模索していく考えを示した。

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15日午前11時30分から行われた「東アジアサミットでのＴＰＰ交渉参加表明を阻止する超党派議員・国民集会」であいさつする山田本農相
 

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