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鹿児島の古里氏が最優秀賞 JA共済自動車指定工場フロントマン技術協議会

 JA共済自動車指定工場協力会(JARIC(ジェイエイリック))が主催する「全国フロントマン選抜技術競技会」が、11月16日〜17日にJA共済幕張研修センターで開催された。この競技会は今回で38回目となる。

全国から選抜された27名のフロントマンと審査委員

(写真)全国から選抜された27名のフロントマンと審査委員

 JARICは全国約1900カ所の指定工場が会員となり、そのネットワークを活かして、JA自動車共済の契約者の車の点検・修理などについて、高品質の技術とサービスを提供するための組織運営を行っている。
 フロントマンはその指定工場の代表として相談や苦情処理の窓口対応と同時に、工場内では作業指示者、作業工程管理者として活動している人たちのことをいう。
真剣な眼差しで見積もりをする参加者 この競技会は、そうした「フロントマンの技術向上をはかり、農家組合員の期待に応える」ことを目的に、昭和49年から毎年開催されている。出場者は、都道府県JA共済自動車工場協力会の主催する技術競技会で優秀な成績を収めた人で、今回は全国から27名のフロントマンが参加し、実車2台(フロント損傷車とリア損傷車)を使用して、「損傷修理見積書」を作成。その正確さを競った。
 その結果、最優秀賞を、古里孝行氏(鹿児島・鹿児島日産自動車(株))が受賞した。
JARICのポスター また、優秀賞として、菅原直枝氏(宮城・川口自動車鈑金塗装(有))、青木晃裕氏(福島・(有)中央ボデー)、豊永寛二氏(福岡・西南自動車工業(株))が、敢闘賞として、田中智氏(鳥取・田中自動車鈑金塗装)、岩田直也氏(島根・(有)加茂自動車工業)、米田和史氏(熊本・(株)清田自動車)が表彰された。


(写真)
上:真剣な眼差しで見積もりをする参加者
下:JARICのポスター


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