農協共済総合研究所は、平成24年度から東大大学院の農学生命科学研究科(担当、鈴木宣弘教授)と3年間の協同研究を始めた。
その1年目の研究成果として、公開講座を開くことにした。学外の一般の人でも、参加できる。
初日は、「協同組合の歴史的展開と農協共済制度について」をテーマに、同研究所の今尾和實理事長が講師を務める。
2日目には、二宮尊徳や大原幽学など江戸末期の農村救済活動と現代の農山村における農協共済の役割など、3日目には農産物流通市場の不完全競争とその原因、それを是正している農協の共販体制、など流通に関する講座を予定している。 12月22〜24日までの3日間で、毎日10時から17時まで。東京大学農学部フードサイエンス棟1階中島董一郎記念ホールで。
参加費は無料。ただし座席が限られているため、FAX(03-3262-9667)かEメールで、事前の予約を受け付けている。
問い合わせは、農協共済総合研究所調査部(TEL:03-3262-9655)まで。
(関連記事)
・鹿児島の古里氏が最優秀賞 JA共済自動車指定工場フロントマン技術協議会 (2012.11.19)
・経常利益2期ぶりに増加 総合JA平成23年度上半期決算 (2012.11.12)
・総資産額は過去最高 一般財団法人移行後も好調に推移 JA全国共済会 (2012.11.08)
・「地震共済保険を国民皆保険に」 農協共済総研が論集第65号を刊行 (2012.10.01)