1等米比率は79.1%となっている。9月30日現在よりも0.1ポイント下がった。23年産米の同時期検査結果では1等比率は82.3%だった。過去10年で最低だった22年産は63.1%。21年産は86.4%、20年産は80.8%だった。
1等比率を地域別にみると北海道91.9%、東北農政局管内(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)87.1%、関東農政局管内(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・神奈川・山梨・長野・静岡)88.2%、北陸農政局管内(新潟・富山・石川・福井)70.8%、東海農政局管内(岐阜・愛知・三重)60.5%、近畿農政局管内(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)73.3%、中国四国農政局管内(鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知)58.8%、九州農政局管内(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島)49.6%、沖縄47.8%となっている。
水稲うるち玄米の検査数量は375万tで9月30日現在より201万t増えた。
2等以下に格付けされたおもな理由は「心白および腹白」が26.7%、着色粒(カメムシ類)21.5%、整粒不足17.1%などとなっている。
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