拡張されると現在の制限船長約290mが約360mとなるほか、船幅や深さも広がる。このため世界では大型船(ポストパナマックス)の建造が進められているが、問題となるのはその大型船が入港できる港湾の整備だ。
世界の主要港湾はすでに拡張されている。日本でも大型船化の流れを見据え、穀物、鉄鉱石、石炭などの物流に対応する大水深港にするための「国際バルク戦略港湾」を整備する国の政策が進められていく予定となっている。
(写真はパナマ運河。点線部分が拡張される)
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