それによる協会の理事社・監事社を中心とする会員企業134社の9月度の総売上高は、1175億9400万円で前年同月比+1.7%と2カ月ぶりのプラスとなった。
商品別に見ると「家庭用品」が+10.3%と好調で、5月以降連続で2桁近い伸びを示している。また「衣料品」も9月は+2.7%と伸びているが、雑貨は▲0.6%と3カ月連続のマイナスとなっている。
食料品は「健康食品」が+4.0%と前年実績を上回っているが、健康食品を除いた「食料品」は▲7.6%と4カ月連続のマイナスとなっている。
なお、9月度の1社あたり平均受注件数は7万625件(回答104社)だった。
注)日本通信販売協会には正会員として51社が所属しているが、毎月、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業130社前後を対象とした売上高調査を実施し公表している。
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