12月の食品スーパーの売上高は9035億円で、全店ベースで前年同月比101.3%(既存店ベース同99.2%)だった。
食品部門別で見ると、青果が全店(99.3%)・既存店(97.4%)とも前年実績に届かなかったが、水産、畜産ともに3カ月ぶりに前年実績をを上回った(全店ベース)。また、惣菜は年間を通して前年同月実績を上回っている。
JSAによれば、例年になく気温が低く、ホットメニュー、鍋商材の動向が11月に比べてよかった。震災後の影響か例年になく家族でクリスマス、正月を過ごす人が増えたことで、クリスマス商戦、年末商戦ともに好調だったという。
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