備蓄米の入札 低調続く -第4回は落札1400t-2018年3月29日
30年産備蓄米の政府買入入札は低調な取引きが続いている。
3月27日には第4回入札が実施されたが、提示数量8万4000tに対して入札数量は1471t、落札数量は1431tにとどまった。農水省は第5回入札を4月24日に実施する。
30年産の買入予定数量は20万t。第4回までに11万7000tが落札したが、落札数量は第3回2400t、第4回1400tと減少している。買入対象産地のうち、これまでに予定数量(特別枠)どおり入札・落札したのは青森、宮城、山形、福島、栃木、富山、石川、福井、埼玉など、32県中18県となっている。買入予定数量の多い産地のうち、岩手は約3000t、秋田は約6000t、新潟も約3000tの枠を残した。米価上昇で備蓄米入札には消極的だ。
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