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国産米粉100%のパンがグッドデザイン賞受賞 第一パン2018年10月5日

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 第一屋製パン(株)の特定原材料7品目不使用で米粉100%のパン「FAHAN(ふぁはん)」が「2018年度グッドデザイン賞」を受賞した。

第一屋製パン(株)の特定原材料7品目不使用で米粉100%のパン「FAHAN(ふぁはん)」が「2018年度グッドデザイン賞」を受賞 FAHANはアレルギーがある人もない人も安心して食べられるよう、特定原材料7品目(卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに)不使用で、秋田県産玄米ピューレと新潟県産米粉を使用したパン。特定原材料7品目の持ち込みを禁止した専用の工場で製造し、調理の手間の削減と子どもでも扱えるよう、冷凍保存、自然解凍約3時間で喫食できるようになっている。
 現在、国内の食物アレルギーの患者数は増加しており、患者は給食や外出先で他人と同じメニューを食べられず疎外感を感じている。
 食物アレルギーは3歳児の16.7%が症状および診断ありで、10年前に比べ約2倍増加。小中高生は平成16年の2.6%から平成25年は4.5%と1.7倍増加し、社会問題となっている。また、海外でもグルテンフリー対応食品の需要が高まっており、小麦の代用として米粉を使用したパンが求められている。
 グッドデザイン賞は暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されている。「米パン FAHAN」は、10月31~11月4日に東京ミッドタウンで開催される2018年度グッドデザイン賞受賞展[GOOD DESIGN EXHIBITION 2018]で、本年度グッドデザイン賞受賞デザインとして紹介される。

 

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