無洗米未来サミット開催などの近況報告 東洋ライス2018年10月10日
東洋ライス(株)は10月4日、無洗米未来サミットや金芽米・金芽ロウカット玄米を使用した新商品など、近況について以下のように公表した。
東洋ライス(株)は今年9月までの1ヶ年の通信販売の売り上げが前年1ヶ年と比較し、34%増と大幅に伸長している。また、「超高効率&準無人化工場」の精米工場設備一式のレンタルを推進していたところ、大阪の企業への導入が決定し、現在急ピッチで建設している。そのため、機械部門・コメ部門ともに活況で全社員が多忙を極める状態が続いている。
世界初の無洗米「BG無洗米」が登場して27年が経ち、外食産業では無洗米が不可欠となっている。しかし、消費者の多くは「無洗米=粗悪なコメ」というイメージを持っており、それが無洗米の普及を妨げてきた。
今回、環境省が東洋ライスを業界をリードする「エコ・ファースト企業」と認定した。これを機に、無洗米の開発意図や機能性を広く社会に発信するため、11月15日、明治記念館で「無洗米未来サミット」を開催する。
また、コンビニや量販店から金芽米・金芽ロウカット玄米の新商品が続々と発売されている。明治ライスデリカ(株)から発売されている金芽米・金芽ロウカット玄米100%のおにぎりは好評で、「金芽ロウカット玄米」おにぎりシリーズに10月15日から新たに3種類が加わる。
また、幸南食糧(株)との裁判結果については東洋ライスが敗訴、(株)幸南トーヨーの解散請求事件については勝訴した。
(関連記事)
・無洗米を評価 東洋ライスを「エコ・ファースト企業」に認定(18.08.08)
・売上高は5.1%増の86億1600万円に 東洋ライス(18.06.01)
・「世界最高米」事業をスタート 東洋ライス(18.01.29)
・TV「カンブリア宮殿」で有機質資材「米の精」を紹介 東都生協・東洋ライス(17.06.08)
・JA全農長野と東洋ライス「金芽米」などの輸出で連携強化 東洋ライス(16.09.01)
・「無洗米GABAライス」機能性表示食品に サタケ(15.10.23)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日