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金芽ロウカット玄米で脂質異常改善 東洋ライス2018年11月13日

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 東洋ライス(株)は11月12日、「ヒト試験」による認証試験で金芽ロウカット玄米を継続して摂取することで、動脈硬化と関連性が高いLDLコレステロールが有意に改善することを確認したと、10月27日の第57回日本食生活学会で発表した。

 成人男女36名を無作為に選び、A群(金芽ロウカット玄米8週間摂取後、精製白米8週間摂取)14名と、B群(精製白米8週間摂取後、金芽ロウカット玄米8週間摂取)17名の2群に分け(脂質異常症や糖尿病の薬物治療中および肝機能異常や腎機能異常のものは除外)食生活全般を変えず1食あたり160gの米飯のみを変更するクロスオーバー試験を行った。試験開始時・摂取後8週間目・切り替え後8週間目の合計3回の体組成測定および採血を行い、血液検査は総コレステロール、およびHDLコレステロール、LDLコレステロールの測定を行った。
 試験開始前のLDLコレステロール値140㎎/dL以上のA群の被験者が金芽ロウカット玄米摂取後、総コレステロール・LDLコレステロールが有意に改善され、LDL/HDL比は減少傾向にあった。
 同条件のB群の被験者は総コレステロールが減少傾向で、LDLコレステロールは有意に改善し、LDL/HDL比は減少傾向にあった。
 このように、普段の米飯を金芽ロウカット玄米に変更することで、LDLコレステロールは有意に改善し、動脈硬化をもたらす脂質異常症や糖尿病改善効果が明らかになった。
 わが国の医療費は平成29年度が42.2兆円で、その削減が重要な課題となっている。このうちの約20%が脳・心臓・血管などの循環器疾患に起因しており、ほとんどが動脈硬化との関連性が高いことが分かっている。動脈硬化は食生活、特に脂質やコレステロールに強く関係している。
 東洋ライスが開発した金芽ロウカット玄米は、玄米の栄養化や食物繊維を残しながら、食味や消化性は通常の玄米より優れ、白米のように炊飯しやすく食べやすい。また、継続して喫食でき、導入しやすい玄米のため、認知機能・免疫機能・便通のヒト介入試験で改善効果が明らかになり、多くの病院や老健施設などで採用されている。

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