生乳生産基盤の回復強化が柱 (一社)Jミルク2017年12月21日
・3か年計画骨子を発表
Jミルク(西尾啓治会長)は12月7日、KKR HOTEL TOKYOにおいて「第3期3か年計画」の考え方、及び「牛乳乳製品に関する食生活動向調査2017」などを発表した。
西尾啓治会長は、Jミルクのミッションと第1期~2期3か年計画の成果を総括し、需給調整による生乳流通の安定や、国産生乳の安全安心を図るなど、酪農乳業の共通課題の解決、情報発信・コミュニケーションの拡充により、牛乳乳製品の価値向上に取り組んだことなどを述べた。
(写真)3か年計画の考え方を説明する西尾会長
第3期3か年計画(平成30~32年度)では、
1.生乳生産基盤の回復・強化の取組み(酪農生産基盤対策の効果的推進)
2.新制度下における需給安定への取り組み(需給見通しの精密化と国際情報の提供強化)
3.価値情報の総合的集積とアーカイブス化(食生活動向調査の活用、情報収集・分析の強化、高度研究活動の推進)
4.戦略的コンテンツの開発と共創型マーケティング
5.高い専門性と機能性を備えた事業体制
の5つのポイントを揚げた。
「牛乳乳製品に関する食生活動向調査2017」については、Jミルクの前田浩史専務理事が説明した。同調査によると、牛乳類の購入場所は、過去5年で大きな変化はなく、9割近い人が、スーパーマーケットで購入している。
牛乳類の飲用頻度は、「毎日」の人が約30%、「毎日~週3回以上」が約52%、「毎日~週1回以上」が約65%で、2016年とほぼ同じ水準を維持していることが分かった。
(関連記事)
・貿易交渉と北海道酪農の影響(17.12.07)
・Jミルク新執行体制 新会長に西尾啓治氏を選任(6月16日付)(17.06.30)
・採卵事業で 和牛と酪農の生産基盤を強化(17.04.04)
・酪農乳業基盤強化へ特別対策実施(17.03.03)
・酪農制度改革で提案 JA全中(17.02.10)
・乳用雌牛輸入など特別対策事業で説明会-Jミルク(17.01.17)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月16日
-
30年目を迎えたパルシステムの予約登録米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月16日
-
JA全農、ジェトロ、JFOODOが連携協定 日本産農畜産物の輸出拡大を推進2024年7月16日
-
「雨にも負けず塩にも負けず」環境変動に強いイネを開発 島根大学・赤間一仁教授インタビュー2024年7月16日
-
藤原紀香がMC 新番組「紀香とゆる飲み」YouTubeで配信開始 JAタウン2024年7月16日
-
身の回りの国産大豆商品に注目「国産大豆商品発見コンクール」開催 JA全農2024年7月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で黒酢料理を堪能 JAタウン2024年7月16日
-
【役員人事】ジェイエイフーズおおいた(6月25日付)2024年7月16日
-
【人事異動】ジェイエイフーズおおいた(4月1日付)2024年7月16日
-
日清食品とJA全農「サプライチェーンイノベーション大賞」で優秀賞2024年7月16日
-
自然派Style ミルクの味わいがひろがる「にくきゅうアイスバー」新登場 コープ自然派2024年7月16日
-
熊本県にコメリパワー「山鹿店」28日に新規開店2024年7月16日
-
「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
-
北海道で農業×アルバイト×観光「農WORK(ノウワク)トリップ」開設2024年7月16日
-
水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
-
元気な地域づくりを目指す団体を資金面で応援 助成総額400万円 パルシステム神奈川2024年7月16日
-
環境と未来を学べる体験型イベント 小平と池袋で開催 生活クラブ2024年7月16日
-
ポーランドからの家きん肉等の一時輸入停止を解除 農水省2024年7月16日
-
JAタウンのショップ「ホクレン」北海道産メロンが当たる「野菜BOX」発売2024年7月16日