東北初 山形に全農とファミマ一体型店舗2018年2月20日
・「ファミリーマート+全農ふれあい広場もとさわ店」オープン
JA全農と(株)ファミリーマートは、2014年に締結した「Aコープ包括業務提携」に基づいて、2月17日、山形市に「ファミリーマート+全農ふれあい広場もとさわ店」を開店した。この提携による全国で15店舗目となる。
この「もとさわ店」では、通常のCVSの商品やサービスだけではなく、山形県ならではの山形牛や庄内豚をはじめとする地域特性を活かした県産農畜産物などを販売するコーナーや、JA組合員向けの長靴や軍手などの農作業用品を取りそろえるなど、全農とファミマの提携店らしい品揃えがされているのも大きな特徴といえる。
(写真)雪の中あいさつする長澤会長
雪の中の開店式典であいさつした長澤豊JA全農会長は、「高齢化社会、商店街がどんどん無くなっている。全国的にそういった状況が続いている。そんな中で全農の事業として生活インフラを支える、これが地域に対する貢献であり、全農の事業の国民理解にもつながっていく」と述べるとともに、今後は農畜産物を全国1万8000店あるファミリーマートとつないでいく。地域とつなぐ、人と人をつなぐ、人と物をつなぐ、物と物をつなぐという新しい社会貢献をさらに増進していきたいと思っている」と述べた。
(写真)店舗全景
なお、ファミリーマートと全農の一体型店舗は、愛媛県に次いでこれが2店舗目で、東日本では初となる。もとさわ店はJA全農山形が企画し、100%子会社である(株)全農ライフサポート山形が運営する。
(写真)混みあう店内。地場野菜などが人気に
◎ファミリーマート+全農ふれあい広場もとさわ店の概要
所在地:山形市大字長谷堂字御手作4450番地
営業時間:24時間・年中無休
店舗面積:約79坪(約262平方m)
売場面積:約62坪(約120.6平方m)
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