【熊本地震】農林水産業被害1022億円-熊本県2016年5月9日
4月14日から発生している熊本地震の農林水産関係の被害額を熊本県農林水産部が5月1日現在でまとめている。現時点の被害金額は約1022億円で県の被害額としては過去最高となっている。
被害額は市町村の調査に県が推計を加味した。
農作物ではナス、トマト、メロン、肉用牛などで被害が確認され約10億8000万円の被害額と推計された、ただし、麦類と水稲の被害は推計額に入っていない。
農業施設は野菜栽培ハウス損傷が64か所、イチゴ高設栽培施設など損傷39か所、畜舎等の損傷は1140か所あり、約276億6000万円となった。
農地関係では田の亀裂、のり面崩壊、液状化など1574か所、畑は同様の被害が1147か所などで確認され、農地等の被害額は約480億9000万円となった。農業関係被害の合計では約767億3000万円となった。
このほか林野関係で約235億円、水産関係で約19億円の被害があり、合計で約1022億円となった。
(熊本地震の関連記事)
・【熊本地震】水稲からの作付け転換に緊急支援を-蒲島知事要請 (2016.05.9)
・【熊本地震】CE・RC被害 熊本・福岡・大分で31件 (2016.04.28)
・熊本地震被災者に炊き出し支援 サタケ (16.04.27)
・熊本地震 激甚災害指定 農業への国庫補助率嵩上げ 農水省 (16.04.26)
・迅速な支払いに向け 熊本へ査定員派遣 JA共済 (16.04.22)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日