【台風10号】農業被害額500億 10月18日現在2016年10月19日
農水省は10月18日正午現在の台風10号(8月29日から31日にかけて上陸)の被害状況をまとめた。現在19都道府県から被害の報告がある。
農作物などは7道県(北海道・青森・岩手・宮城・秋田・福島・埼玉)で2万3429haに被害があり、被害額は177億4000万円。
3道県(北海道・青森・岩手)で家畜の斃死が14万3704頭羽に被害があり、被害額は1億5000万円。同道県で生乳が351tの被害があり、被害額は3000万円だった。
農業用ハウスなどは6道県(北海道・青森・岩手・宮城・秋田・福島)で3470件に被害があり、被害額は29億1000万円。畜舎などは5道県(北海道・青森・岩手・宮城・秋田)で983件に被害があり、被害額は27億9000万円だった。また共同利用施設は3道県(北海道・青森・岩手)で15件に被害があり、被害額は20億2000万円。
農地・農業用施設関係は11道府県(北海道・青森・岩手・宮城・山形・福島・長野・三重・滋賀・京都・大阪)で3936か所に被害があり、被害額は243億9000万円。
農業に関わる被害額は総額500億3000万円だった。
(台風被害状況の関連記事)
・【台風7号】農業関係被害46億 10月18日現在 (16.10.19)
・【台風16号】農業関係被害額139億 10月18日現在 (16.10.19)
・【台風11・9号】農業関係被害額238億4000万円 10月3日現在 (16.10.04)
(台風の関連記事)
・台風被害 降雪前に復旧着手を-自民WTが政府申し入れ (16.10.05)
・北海道・岩手 台風被害の要請 (16.09.21)
・農地の復旧に向けて技術支援 農研機構 (16.10.12)
・農研機構が台風による農業被害に支援 北海道で (16.09.29)
重要な記事
最新の記事
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日
-
絵袋種子「実咲」シリーズ 秋の新商品9点を発売 サカタのタネ2025年4月24日
-
『花屋ならではの農福連携』胡蝶蘭栽培「AlonAlon」と取引 雇用も開始 第一園芸2025年4月24日
-
果実のフードロス削減・農家支援「氷結mottainaiプロジェクト」企業横断型に進化 キリン2025年4月24日
-
わさびの大規模植物工場で栽培技術開発 海外市場に向けて生産体制構築へ NEXTAGE2025年4月24日
-
サラダクラブ「Grower of Salad Club 2025」最優秀賞6産地を表彰2025年4月24日
-
22世紀の食や農業の未来に「あったらいいな」を募集第三回「未来エッセイ2101」AFJ2025年4月24日