GAPの価値共有へ フードチェーン連携パートナー会を開催2018年2月13日
中国四国農政局は3月9日、農畜産物の生産、流通、加工、小売および外食事業者などを対象に、わが国のフードチェーンにおけるGAPの価値の共有化を図るパートナー会を開催する。
パートナー会の正式名称は「GAPの価値を共有するフードチェーン連携パートナー会in中国四国」。近年、フードチェーンのグローバル化や複雑化に伴う流通過程の不透明化とともに、環境保全、人権保護などの持続可能性への意識の高まりの下で、消費者の不信や不安が拡大するのでないかという懸念が生じる。
こうした状況の中で、フードチェーン全体での持続可能性の確保に向けて、生産現場では国際水準GAP(農業生産工程管理)の取り組みを進める必要がある。今回のパートナー会は、生産現場での進捗状況に合わせて、国際水準GAPに取り組み、生産された農畜産物のマーケットを計画的に拡大していく観点から、
GAPの価値共有化を図る目的で開催する。
中国四国農政局では、農業者や各県の生産者団体、農畜産物の生産者、流通、加工、外食事業者、農業系高校などからの参加を募っている。定員は60名。
開催日時や場所などの概要は次の通り。
○日時:3月9日午後2時から
○場所:中国四国農政局(岡山県北区下石井1-4-1、岡山第2合同庁舎)
○議題:
(1)取り組み事例発表
・農事組合法人世羅幸水農園の取り組み
・(株)三豊セゾンの取り組み
(2)国際水準GAPの指導について(愛媛県)
(3)農水省からの情報提供
(4)意見交換
○申込方法:FAXで
FAX:086-232-7225
送信先:中国四国農政局生産部生産技術環境課
○申込締切:2月26日
○参加申込書:GAPの価値を共有するフードチェーン連携パートナー会 in 中国四国 参加申込書
○問い合わせ先:同局生産部生産技術環境課
○TEL:086-230-4249
(関連記事)
・穂海農耕がGAPで大臣賞(18.02.05)
・コウノトリ育むお米がグローバルGAP取得 JAたじま(18.01.30)
・サツマイモを北米に 焼き芋戦略拡大(18.01.22)
・貫 和之 氏(住友化学株式会社 常務執行役員)(18.01.02)
・【JAの農産物輸出】JA常総ひかり ベトナムへ梨100トンで所得向上を実現(17.11.30)
・五所川原農林高校の挑戦 日本の農業を世界につなげる(前半)(17.10.31)
重要な記事
最新の記事
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日
-
厚木・世田谷・北海道オホーツクの3キャンパスで収穫祭を開催 東京農大2024年11月22日
-
大気中の窒素を植物に有効利用 バイオスティミュラント「エヌキャッチ」新発売 ファイトクローム2024年11月22日
-
融雪剤・沿岸地域の潮風に高い洗浄効果「MUFB温水洗浄機」網走バスに導入 丸山製作所2024年11月22日
-
農薬散布を効率化 最新ドローンなど無料実演セミナー 九州3会場で開催 セキド2024年11月22日
-
能登半島地震緊急支援募金で中間報告 生産者や支援者が現状を紹介 パルシステム連合会2024年11月22日
-
徳島県産食材をまるごと楽しむ「徳島食の博覧会2024」30日から開催2024年11月22日
-
総供給高と宅配が前年割れ 10月度供給高速報 日本生協連2024年11月22日
-
森林の遮断蒸発 激しい雨の時より多くの雨水を蒸発 森林総合研究所2024年11月22日