穂海農耕がGAPで大臣賞2018年2月5日
・未来につながる農業推進でコンクール受賞者決定
農林水産省は2月2日、平成29年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の受賞者を決定、3月1日に表彰式を行う。
農水省では、農業生産活動の持続性を確保するため、農業の自然循環機能を生かし、農業生産に由来する環境への負荷を低減する取り組みとして、有機農業をはじめとする環境保全型農業を推進してきた。また食品安全、労働安全、人権保護、農場経営管理などの持続可能性を確保するため、一連の取り組みであるGAPを推進している。
このコンクールや併せて行われる全国GAP推進会議の開催などもそうした取り組みの一環。
各部門のコンクール受賞者は次の通り。
【GAP部門】
◎農林水産大臣賞
▽(有)穂海農耕(新潟県上越市)
◎生産局長賞
▽青森県立五所川原農林高校(同県五所川原市)
▽(有)まるせい果樹園(福島県福島市)
▽JAおおいたGAP研究会(大分県大分市)
【有機農業・環境保全型農業部門】
◎農林水産大臣賞
▽農事組合法人さんぶ野菜ネットワーク(千葉県山武市)
◎生産局長賞
▽北里大学獣医学部附属フィールドサイエンス八雲牧場(北海道八雲町)
▽アグリイノベーション大学校(京都府京都市)
▽(有)くまもと有機の会
【申込要領と開催日時】
◎参加可能人数:いずれも250名程度で先着順。
◎申込締切:2月23日午後5時必着
◎申込方法:インターネットかFAXによる。
◎インターネット:平成29年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール表彰式及び全国GAP推進会議、有機農業の推進に関する全国会議の参加申込み
◎FAX番号:03-3502-0869
◎送り先:同省農業環境対策課環境保全型農業推進班まで
◎日程と場所:
・表彰式=3月1日午後1時30分から(同省本館7階講堂)
・全国GAP推進全国会議=3月1日午後2時50分から(同講堂)
・有機農業の推進に関する全国会議=3月2日午前10時から(都道府県会館101大会議室、東京都千代田区)
(関連記事)
・コウノトリ育むお米がグローバルGAP取得 JAたじま(18.01.30)
・グローバルGAPをJAの結集の武器に 大林茂松・JAグリーン近江常務理事(17.09.07)
・【集落営農がグローバルGAP】作業員の安全が最優先 団体認証で産地力向上も(17.09.04)
・【横田敏恭・GAP普及推進機構理事長に聞く】グローバルGAPは世界への通行手形(17.07.31)
・GAP実践・認証取得 支援体制を整備(17.05.12)
・GAP認証農場 3倍以上に-自民PT(17.05.10)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日