気候変動下の植物遺伝資源で国際セミナー2018年5月11日
・FAO事務局長などを招き情報交換、農水省
農林水産省は6月13日、三田共用会議所(東京・港区)で「気候変動対応等における植物遺伝資源をめぐる国際状況」についてのセミナーを開く。
このセミナーには、FAO(国際連合食糧農業機関)の食料・農業植物遺伝資源条約事務局長をはじめ、多くの関係者が参加し、講演や意見交換などを通じて、気候変動の対応などで重要となる植物遺伝資源をめぐる国際状況について情報共有を図る。
農水省では、植物遺伝資源の利用に関心をもつ事業者や研究者、学生だけでなく、気候変動への対応について関心のある人にも参加を呼び掛けている。開催概要や参加申し込み方法などは次の通り。
○日時:6月13日、午後1時30分から4時まで。受付開始は1時から。
○会場:農水省三田共用会議所3階大会議室(東京都港区三田2-1-8)
○内容(予定):
▽基調講演(カッコ内は講師)
(1)植物遺伝資源の利用に関する国際状況について(ケント・ ンナドジィFAO食料・農業植物遺伝資源条約事務局長)
(2)海外からの植物遺伝資源の円滑な導入と人的ネットワークの構築(入江憲治東京農業大学教授)
▽FAOおよび日本政府からの情報提供
(1)気候変動や食料安全保障に対するFAOの取り組み(ンブリ・ボリコFAO駐日連絡事務所長)
(2)わが国の農業分野における気候変動適応策について(中川一郎農水省環境政策室長)
(3)名古屋議定書をめぐる情勢について(長田 啓環境省生物多様性主流化室長)
○募集人数:200名(先着順)
○申込方法:「国際セミナー気候変動対応等における植物遺伝資源をめぐる国際状況」参加申込
○申込締切:6月7日、午後5時まで
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