【輸出促進】GFPコミュニティサイト開設-農水省2018年8月31日
農林水産省は8月31日、新しい農林水産物・食品輸出プロジェクトである「GFP」のコミュニティサイトを設立するとともに、GFPへの登録式を行った。
GFPとはGlobal Farmers(Fishermen、Foresters、Food Manufacturers) Project の略称であり、農林水産省が推進する日本の農林水産物の輸出プロジェクト。輸出に意欲的に取り組もうとする農業者らをサポートする。
輸出に取り組む意欲と熱意のある農林漁業者をはじめ、生産者団体、食品事業者の登録を進め、GFPコミュニティを形成し、その上で、輸出の取り組みや事業拡大のための必要な情報、政府による支援策について共有し、交流機会も創るという。
また、海外の規制やニーズに対応した輸出対応型の産地(グローバル産地)づくりへの支援も行うほか、生産者(売り手)と輸出業者(買い手)のマッチングもサポートする。
農林水産省GFP公式WEBサイト:GFP 農林水産物・食品輸出プロジェクト
(写真説明)
大臣室でGFP登録式を行った。写真中央が齋藤健農相。「実際に輸出につなげていくプロジェクト。今までは国内1億人相手のビジネスだったかもしれないが、これからは世界100億人に向けて勝負をしていくという高い志でぜひみなさんと一緒にやっていきたいと思っている」とあいさつした。齋藤農相の左は飯野芳彦JA全青協参与。「外需とともに内需との両輪で所得を上げていくことが基本スタンス」と話していた。
ほかに全国農業青年クラブ連絡協議会、東京青果(株)、(有)貫井園、(株)サイプレス・スナダヤ、北海道漁連の代表者が参加した。右端は末松農水事務次官。
(8月31日、農林水産大臣室)
(関連記事)
・農林水産物の輸出 上半期で前年比15.2%増(18.08.10)
・世界へ羽ばたく十勝農業(18.08.09)
・日本の食材提供で日台間の協力進展を-全農台湾事務所開設式典(18.08.07)
・中国向けに日本産米を輸出-神明(18.08.02)
・全農の販売事業改革着実に【岩城晴哉・JA全農代表理事専務】(18.06.05)
・【農林水産省・柄澤彰政策統括官に聞く】どうなる? 米政策(18.04.17)
重要な記事
最新の記事
-
【令和6年度 鳥インフルエンザまとめ】2025年1月22日
-
【特殊報】チャ、植木類、果樹類にチュウゴクアミガサハゴロモ 農業被害を初めて確認 東京都2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(1)どうする?この国の進路2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(2) どうする?この国の進路2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(3) どうする?この国の進路2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(4) どうする?この国の進路2025年1月22日
-
禍禍(まがまが)しいMAGA【小松泰信・地方の眼力】2025年1月22日
-
鳥インフル 英イースト・サセックス州など4州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月22日
-
【JAトップ提言2025】消費者巻き込み前進を JAぎふ組合長 岩佐哲司氏2025年1月22日
-
【JAトップ提言2025】米も「三方よし」精神で JAグリーン近江組合長 大林 茂松氏2025年1月22日
-
京都府産食材にこだわった新メニュー、みのりカフェ京都ポルタ店がリニューアル JA全農京都2025年1月22日
-
ポンカンの出荷が最盛を迎える JA本渡五和2025年1月22日
-
【地域を診る】地域再生は資金循環策が筋 新たな発想での世代間、産業間の共同 京都橘大学教授 岡田知弘氏2025年1月22日
-
「全日本卓球選手権大会」開幕「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年1月22日
-
焼き芋ブームの火付け役・茨城県行方市で初の「焼き芋サミット」2025年1月22日
-
農のあるくらし日野のエリアマネジメント「令和6年度現地研修会」開催2025年1月22日
-
1月の「ショートケーキの日」岐阜県産いちご「華かがり」登場 カフェコムサ2025年1月22日
-
「知識を育て、未来を耕す」自社メディア『そだてる。』運用開始 唐沢農機サービス2025年1月22日
-
「埼玉県農商工連携フェア」2月5日に開催 埼玉県2025年1月22日
-
「エネルギー基本計画」案で政府へ意見 省エネと再エネで脱炭素加速を パルシステム連合会2025年1月22日