渋澤氏が専務理事に パルシステム総会2018年6月26日
パルシステム生協連は、6月25日に都内で第36回通常総会を開催し、2017年度事業報告や18年度計画などの議案をすべて可決承認した。また、この総会で退任した原秀一専務理事にかわり、渋澤温之理事が代表理事専務理事に選出された。
2017年度のパルシステム会員生協(13生協)の事業概況は、
▽組合員数:144万7100人、前年度比103.2%、4万5512人増▽供給高:2032億7700万円、同101.9%、37億1300万円増。うち個人利用は1902億7300万円、102.3%、42億3900万円増となっている。1人1回あたり利用高は、5671円で同27円の増。1人1回あたり利用点数は13.9点でほぼ前年度と変わらない。
総会では、2017年度事業報告・決算報告や18年度事業計画および予算などの5議案が、全会一致で可決承認された。
また、この総会で退任した原秀一代表理事専務理事の後任に、渋澤温之理事を選任した。
渋澤専務理事は、「『パルシステム』の名称には『一人ひとりの参加で社会をつくろう』という思いが込められている。みんなが共生できる社会の実現へ、微力ながら貢献していきたい」と語った。
渋澤氏は1965年生まれの53歳。2008年にパルシステム生協連執行役員、15年に同常務執行役員に就任している。
(関連記事)
・地域生協の2017年度は増収減益 日本生協連通常総会(18.06.18)
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