「マイ箸・マイ器」でソーメンを楽しむ コープみらい2018年8月27日
・竹の「エコ工作」
コープみらい千葉県本部は8月25日、千葉県八街(やちまた)市「コープみらい八街の森」で、竹を使った親子の「エコ工作」体験を行った。八街の森の竹を使い、自分で作った箸や器(受け皿)によるソーメン流しや、生産者から環境に配慮した野菜づくりなどについて学んだ。
コープみらいの環境保全の取り組みに関する学習活動の一環で、当日は「コープみらい八街の森」に千葉県内の親子、38人が集合。八街市の二瓶隆さん(79)の指導で、孟宗竹で「マイ箸」づくりに挑戦した。
子どもたちは親の助けを得ながら、二瓶さん考案の箸製作道具に割り竹をセットし、鉋(かんな)で形を整え、サンドペーパーで仕上げた。器(受け皿)も手づくりで、「八街の森」にある孟宗竹の伐採から始め、鋸(のこ)で手ごろな長さに切り取った。
(写真)真剣に「マイ箸」づくりに挑戦
流しソーメンの具となる野菜は、コープみらいと取引のある佐原農産物供給センター(佐原市)、富里産直センター(富里市)が提供。センターへ出荷する生産者が、連作障害防止のため、土壌の太陽熱消毒を行っていることなど、環境保全に配慮した野菜づくりを紹介した。
子どもたちは、この野菜の天ぷらに舌鼓みをうち、手づくりの竹箸と竹の器でソーメン流しを楽しんだ。千葉県柏市から家族で参加した女性(31)は「竹の切り出しから始める工作は初めてです。楽しかったです。子どもも喜んでいました。いい体験になったと思います」と話していた。
(写真)ソーメン流しを楽しむ子どもたち
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