「子どもの貧困」支援活動 54生協に増加 日本生協連2018年12月10日
貧困支援に取り組んでいると答えた生協数が、前回調査した2016年度の40より14増加した。
生協は子どもの貧困を地域の問題としてとらえ、具体的に取り組みに乗り出している。
その内容として、
▽フードバンク、フードドライブ=生協の強みを活かし食材や荷捌きなどの場所を提供。44生協が参加。
▽子ども食堂=他団体とともに運営ネットワークに参加したり、生協組合員や役職員が食材の提供を通じ、運営に関わる。30生協、201カ所におよぶ。
▽学習支援=主に軽食用の食材、活動の場所の提供を担う。14生協が参加。
このほか、子どもの貧困に関する学習会を開催したり、高大生への奨学金支給を行ったりする生協もあった。また、地域社会に貢献するための基金を設立し貧困削減に取り組む市民団体に助成金を支給している事例もあった。
(関連記事)
・【座談会】持続可能な未来志向の改革を紡ぐ 「農」の進化に挑み続ける東京農大(3)(18.07.13)
・地域に根づく子供食堂(18.04.20)
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