人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
JA全中中央①PC
FMCセンターSP:ベネビア®OD

キュウリ黄化えそ病に強いキュウリ 5年後実用か 農研機構2015年12月7日

一覧へ

 農研機構は12月2日、キュウリ黄化えそ病に対して抵抗性を持つ「きゅうり中間母本農7号」の育成について公表した。

きゅうり中間母本農7号の植物体と果実 キュウリ黄化えそ病は、メロン黄化えそウイルス(MYSV)により引き起こされるキュウリの病気で、ミナミキイロアザミウマによりウイルスが媒介される。現在、MYSVに直接効果のある農薬がないため、媒介するミナミキイロアザミウマの駆除が必要となるが、媒介虫が非常に小さいため防除が難しい。また近年薬剤抵抗性を持つ虫が現れていることから、キュウリ黄化えそ病抵抗性を持つキュウリ品種の育成が求められていた。
 キュウリ黄化えそ病は日本の発生が世界で初めて。同機構はこの度、キュウリ遺伝資源の中から抵抗性素材を見つけ、抵抗性を持つ育成素材を育成することに世界で初めて成功した。
 MYSVに感染した従来のキュウリ品種では、葉にモザイクなどの症状が表れ、収量低下と商品果率低下の原因となり、5~7割程度の減収となっていた。
 新品種「きゅうり中間母農7号」はMSYVに感染しても、従来の品種に比べて病徴が軽く、1~2割程度の減収に抑えることが可能だという。
 現在農研機構では民間種苗会社と同品種の開発を進めており、5年後の実用品種育成が見込まれている。がMYSV接種を摂取したきゅうり中間母本農7号の葉、右もMYSV接種を摂取した従来の一般品種
(写真)きゅうり中間母本農7号の植物体と果実、左がMYSV接種を摂取したきゅうり中間母本農7号の葉、右もMYSV接種を摂取した従来の一般品種:両写真ともに農研機構提供

(関連記事)
「農業生産支援の最前線」内閣府SIP公開シンポジウム 農研機構 (15.12.02)

シャインマスカット 10℃で香り維持 農研機構 (15.12.01)

早生のカキ新品種「麗玉」「太雅」 農研機構 (15.11.06)

サトウキビ栽培用施肥技術を開発 農研機構 (15.11.06)

「食のセミナー」と「料理教室」開催 農研機構 (15.11.02)

重要な記事

ナガセサンバイオ右上長方形SP 20230619

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る