ブライトレッドのサンパチェンス新発売2018年4月12日
・母の日の定番めざしサカタのタネ
種苗会社として国内で最大シェアを誇るサカタのタネは、まもなく迎える5月13日の「母の日」を前に、明るいブライドレッド色が特長の贈答用鉢物のサンパチェンスをシリーズ商品として新たに追加し、今月中旬以降、全国のホームセンターや園芸店などを中心に販売を開始する。
新商品の正式名称は、「おくりものサンパ・ブライトレッド」。母の日の贈答用として好まれる鮮やかな明るい色で、その名の通り「燃えるような赤」が最大のセールスポイント。また、母の日以降もよく育ち、長期間、花を楽しめる。大きさは直径17㎝の鉢の1本植えで高さは約30㎝。実勢予想価格は1鉢3000円程度。同社では、ポット苗だけでなく、鉢物としての市場も開拓することで「これまで園芸に興味がなかった人にも魅力を感じてもらいたい」と期待を示す。
サンパチェンスは同社が開発したインパチェンス属の園芸用草花。旺盛な生育力と鮮やかな花色が高く評価されているロングセラー商品で、ガーデニングや各地の植栽で人気がある。母の日の贈答用鉢物としては一般的にカーネーションが定着しているが、最近の消費者嗜好の多様化を受け、アジサイやクレマチスなどが贈られることも増えてきている。
2016年に販売を開始した「おくりものサンパ」シリーズはそうしたニーズに対応したもので、鉢物の新しい定番として消費者の選択肢を広げてきた。またサンパチェンスは「お花が好きなお母さんに長く楽しめる花を」という同社の母の日ギフトへの思いにもつながっている。花言葉は「太陽のように輝く笑顔」。これは同社が2017年にサンパチェンス発売10周年記念企画で公募した中から選ばれたもの。真夏の暑さでも元気いっぱいに咲き誇るサンパチェンスのイメージにぴったりな花言葉になっている。
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