同社とDPIは、2009年から優良新品種開発に向けた植物ゲノムの研究で提携してきたが、その研究開発のさらなる発展をめざす。
提携はDPIの商業部門であるアグリカルチャー・ビクトリア・サービシズ社を通して行われる。
同省では「この研究開発の成果は、豪州の栽培農家に大きな恩恵をもたらし、また、世界の食料安保の促進にも重要な役割を果たすだろう」と期待している。
ダウ・アグロサイエンス社は8月にも同国の植物機能ゲノムセンターとライセンス契約などを結び、環境ストレスに耐性をもつ穀物の研究などをすすめることを発表している。
(関連記事)
・環境ストレスに強い穀物づくりへ ダウが豪州の研究所と提携(2012.09.03)
・愛知県半田市にLED外灯を寄贈 ダウ・ケミカル (2012.08.15)
・ダウ・ケミカル、上半期は減収減益 農業科学のみ好調維持 (2012.08.03)
・ダウ・ケミカル日本、ピーター・ジェニングス新社長が就任 (2012.07.23)