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【アグロみらい】
九州、中国の農薬販社が業務提携 アグロみらいグループ発足

 農薬、肥料、種苗などの卸販社であるグリーンテック(熊本市、安部了一社長)、山本コーポレーション(広島県尾道市、山本紳社長)、ランドサイエンス(鳥取県米子市、宮本隆夫社長)の3社は、業務提携を結び、新たに「アグロみらい」グループを発足することを決めた。10月26日に発表した。

 グリーンテックは九州をエリアとする農薬の卸販社で、近年、肥料や種苗などの販売も手がけている。
 ランドサイエンスは山陰、山本コーポレーションは山陽をそれぞれ中心とした中国地方が営業エリアで、ランドサイエンスは農薬以外には種苗販売の比率が高く、山本コーポレーションは肥料事業に強みを持つ。
 営業エリアや主力の取り引き商品の異なる3社が業務提携を結ぶことで、九州から中国にかけた幅広い営業エリアをカバーし、物流の効率化や販促を強化することがねらい。「将来的に可能であれば、プライベートブランドなどグループ独自のオリジナル商品の共同開発も視野に入れている」(グリーンテック・生駒文明専務)という。
 「アグロみらい」グループの発足日や、代表者人事などは未定。


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