それによると、数量が前年に比べて26t,kl(0.4%)減の6346t,kl、金額が同6億6600万円(2.7%)減の238億円で、前年に引き続き数量・金額ともに前年を下回った。
前年を下回った大きな要因は、販売数量全体のおよそ3分の2を占める除草剤が前年に比べて落ち込んだため。
除草剤は、数量が4065t,klで同1.9%減、金額が109億円で同8.9%減だった。販売金額は緑地向けはほぼ前年並みだったが、芝用、樹木用で前年より1割ほど減った。
ほかに前年を下回ったのは殺虫剤で、数量1048t,klで前年比4.1%減、金額が53億円で同5.8%減だった。
そのほか、殺菌剤、植物調整剤、農薬肥料は数量、金額ともに前年を上回った。
用途別販売金額では、緑地向けが30億円で同1.2%増だったが、芝用が176億円で同2.1%減、樹木用が33億円で同9%減と前年を下回った。
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