農政・農協ニュース

農政・農協ニュース

一覧に戻る

海外バイヤー招き酒・焼酎の商談会 ジェトロが大分と福島で

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は本年度から日本酒・焼酎を輸出促進の重点の1つとし、商談会などに力を入れている。

 10月には、アジア・欧米・南米8カ国から酒類専門の海外バイヤー12社を招き、大分県大分市と福島県郡山市で「日本酒・焼酎輸出商談会」を開催する。日本側では合計38社の中小企業が参加を予定し、個別マッチングスケジュールに基づき商談を進める。
 開催地のメーカーだけでなく大分の場合は九州5県に広島・山口両県を加えた西日本7県に、また福島では東北4県に新潟県を加えた東日本5県に参加社が広がっている。
 酒類に特定した国内商談会は昨秋、被災地企業を対象に東京で開催。今回は2回目。今年11月には岐阜県(高山市)でも開く予定。
 今回招くバイヤーの中には米国有数の酒類輸入・卸売会社のWirtz Beverage社のエリック・スワンソン氏もいて「昨年、商談したメーカーとの大口取引をまとめたい」と意欲を見せているという。
 また著しい経済発展を見せるブラジルからは、最も歴史のある日本食品輸入の1社であるTradbras Importing and Exporting社を招き、新たな有望ブランド・商品の発掘に大きな期待を寄せている。
 商談会の日時と会場は、10月5日が大分市のレンブラントホテル大分。10月9日が郡山市のホテルハマツ。


(関連記事)

売上げ前年を上回る 暑気払いなどで客足堅調  8月の外食産業 (2012.09.27)

山田錦が試飲会 「ほんまもん」の誇りかけ本腰入れてPR (2012.09.26)

和歌山産果実でブルーベリーの梅酒 (2012.08.08)

「小ロット醸造精米機」を新発売  サタケ (2012.06.28)

(2012.09.28)