日本フラワービジネス大賞は、新品種の開発や普及、先駆的な花きの流通・販売などに取り組む団体・企業などを表彰するもので、今年で7回目の開催。
育種・生産部門では、昭和40年代からシンビジウムの品種改良に取り組んできた徳島県の(株)河野メリクロンが受賞した。国内だけでなく、中国での合弁会社の設立やヨーロッパの種苗企業と提携した海外での苗生産供給にも積極的に取り組んでいることなどが高く評価された。
流通・販売部門は、売上高28億円(24年6月期)を誇る国内有数の花き園芸企業である(株)ハルディン(千葉)と、主にブライダルや葬祭花壇などのデザイン・販売を行っている(株)ユー花園(東京)の2社が受賞。
チャレンジ部門には、2月の花き需要創出をねらい業界一丸となって運動に取り組んだフラワーバレンタイン推進委員会が選ばれた。
表彰式と受賞団体による特別講演会は12月10日の13時30分から、東京・港区の南青山会館で行われる。同会場では、フラワー・オブ・ザ・イヤー2012の表彰も併せて行われる。
(関連記事)
・早生極小輪トルコギキョウ「フルフル」 11月1日に濃色系2品種発売 サカタのタネ (2012.10.22)
・【特集・人づくり・組織づくり・地域づくり】 販売ルートの開拓が新たな可能性を開く JA愛媛たいき(愛媛県) (2012.10.03)
・トルコギキョウ部門でサカタのタネが最優秀賞 フロリアード2012 (2012.08.28)
・世界的人気のゼラニューム 日本での普及拡大めざす (2012.05.24)