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牧草の収穫量減る 農水省統計

 農水省は平成23年産飼料作物の収穫量を4月10日発表した。

 牧草の収穫量は2678万3000tで、前年産に比べて3%減少した。これは作付面積が前年産よりも減少したことに加えて、10a当たり収量が前年産を下回ったことによる。
 牧草の作付面積は75万5100haで1%減少した。また10a当たり収量は前年を2%下回った。これは北海道は天候に恵まれ、生育はおおむね良好だったものの、他の地域の多くでは春先の低温などで生育が抑制されたことに加えて、東北と関東の一部で原発事故にともなう給与自粛措置がとられたことの影響などによる。
 青刈りトウモロコシの収穫量は471万3000tで前年より2%増加した。10a当たり収量が前年を1%上回ったことによる。作付面積は前年並みだった。
 ソルゴーの収穫量は93万9200tで、6%減少した。作付面積が減少したことに加えて10a当たり収量が前年産を下回ったことによる。

青刈りとうもろこしの10a当たり収量及び収穫量の推移(↑ クリックすると大きく表示します)


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