1等比率54.1% 過去5年で最低-29年産米2017年8月28日
農林水産省は8月25日、29年産米で初めてとなる7月31日現在の検査結果を公表した。1等比率は過去5年で最低となっている。
7月31日現在の29年産米の検査は、三重県、徳島県、高知県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県で行われている。検査数量は水稲うるち玄米で1万3300t、水稲もち玄米は1tとなっている。
水稲うるち玄米の1等比率は54.1%となった。2等以下に格付けされたおもな理由は着色粒(カメムシ類)が圧倒に多く75.2%を占め、次いで整粒不足9.7%、充実度8.4%となった。
過去の7月31日現在の1等比率は、28年産=60.8%(最終83.4%)、27年産=67.0%(同82.5%)、26年産=77.0%(同81.4%)、25年産=64.7%(同79.0%)となっている。
(関連記事)
・28年産1等比率 83.7%-28年11月末現在(17.01.06)
・27年産1等比率 82.4%-3月末(16.04.26)
・1等米比率は81.2% 26年産米検査結果(15.04.21)
・25年産米 1等比率79% 3月31日現在(14.04.23)
・24年産米一等比率78.3%(25年3月末現在)(13.04.27)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日