大型トラクターの共同購入で動画を公開-JA全農2018年1月20日
JA全農は担い手からの生産コスト低減要望に応え、生産現場の声を反映した60馬力クラスの低価格モデルトラクターの共同購入に取り組んでいるが、この取り組みを分かりやすく生産者に伝えるパンフレットと動画(DVD)を作成し、1月18日から全農のホームページで公開している。
農業機械の普及は労働時間を大幅に少なくすることに貢献してきたが、コメ生産では依然としてコストの2割を占め、担い手からは安い農機を求める声が上がっている
JA全農ではこうした生産現場の声に応え、モニターとアンケートによって検証したうえで、機能を絞り込んだ大型トラクターについてメーカーに開発要求をした。
一方、これをふまえて現在は広く全国の生産者に事前申し込みの積み上げを呼びかけている。共同購入の目標台数は全国1000台。県域担い手サポートセンター、県域TAC部署の協力を得ながら提案活動を行い、今年3月末までに共同購入事前申し込み書のとりまとめを進めている。
動画とパンフレットは生産者にこの「共同購入の取り組み」を分かりやすく伝えるために作成した。動画ではJA全青協の飯野芳彦会長も登場。共同購入で安く調達するのは「農協の原点」と話し、この取り組みは「協同の成果を分かちあうことになる」と呼びかけている。また、開発から納品までの流れと申し込み手続きなども解説している。
JA全農は事前申し込みで積み上げた台数を背景にJA全農が「大量・一括購入することで担い手へより安く供給することをめざす」としている。
パンフレットや動画は全農 低コスト商品・生産資材価格引き下げの取り組み 農業機械で見ることができる。
(関連記事)
・【神出元一・JA全農代表理事理事長】生産者が実感できる「改革」実行(前半)(17.10.30)
・組合員の労働災害へ対応 JA共済連が新たな保障制度(17.10.03)
・JA全農が農機メーカーに開発要求(17.10.02)
・米の買取販売30万t超-JA全農(17.08.04)
・組織の壁を超え資材費低減に取り組む 農業者3団体と全農の生産資材事業研究会(17.06.12)
重要な記事
最新の記事
-
全国の総合JA数 496 4月1日現在2025年4月1日
-
【農業機械安全性検査新基準の解説】機械の側から危険な作業をなくす 農研機構に聞く(1)2025年4月1日
-
【農業機械安全性検査新基準の解説】機械の側から危険な作業をなくす 農研機構に聞く(2)2025年4月1日
-
和歌山の旬を産地直送で「ココ・カラ。和歌山マルシェ」オープン JAタウン2025年4月1日
-
JAみやざき「Tege Mahalo(テゲマハロ)」リニューアルオープン JAタウン2025年4月1日
-
【役員人事】農林中金アカデミー(4月1日付)2025年4月1日
-
埼玉県で開催予定の第75回全国植樹祭に木製品寄贈、木育授業も実施 農林中金2025年4月1日
-
300名にプレゼント「農作業スタートダッシュ応援キャンペーン」4/1から開催 デンカ2025年4月1日
-
日本農薬「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に初めて認定2025年4月1日
-
【人事異動】日本農業新聞(4月1日付)2025年4月1日
-
DXを活用した生産支援システム「KOMECT(コメクト)」を開発 サタケ2025年4月1日
-
農機サービス士37人を認定 JAグループ農業機械検定 JA全農2025年4月1日
-
鳥インフル 米ニューメキシコ州など2州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年4月1日
-
おいしいトマトNo.1を決定「第4回全国トマト選手権」9日開催 日本野菜ソムリエ協会2025年4月1日
-
JAわかやま発足「わかやま、そのまま。」オリジナルタコスを発表2025年4月1日
-
【人事異動】全国農業会議所(4月1日付)2025年4月1日
-
無えんせき豚肉加工品の新ブランド「FRIEDEN NATURAL」新発売 フリーデン2025年4月1日
-
川崎でパンのフェス初開催「花と緑とパンのフェス2025 in かわさきフェア」4日から2025年4月1日
-
震災復興応援など産地と協同 職員が選んだ2024年度「商品づくり大賞」発表 パルシステム2025年4月1日
-
車のボディ・ホイールのサビに「CRUZARD 鉄粉除去クリーナー」新発売 コメリ2025年4月1日