JA全農あきたがTACパワーアップ大会を開催2018年2月23日
・TAC活動成果の共有へ
JA全農あきたは2月20日、秋田市で「秋田県TACパワーアップ大会」を開催した。
この大会は、地域農業の担い手に出向く県内外のTACの活動成果を共有化し、一層の充実と強化を図るために開催された。県内JAのTAC担当部課長や担当者など約60名が参加した。
大会ではJA全農から、活動開始から10年となるTACの活動成果およびJAグループの自己改革、次のステップに向けた取り組みなどについて説明。
そして、JA金沢市の武藤昌弘室長が「JA金沢市のTAC活動について」と題し基調講演を行った。武藤室長は、農業所得の増大と生産基盤の確立を実現するためのJA独自支援策やTACの目的と活動内容などを紹介し「次代につなげるため、JAは必要であるという組織活動をし、協同活動を支える経営基盤の強化と人づくりが大切だ」と話した。
(写真)挨拶するJA全農あきたの杉山昌史県本部長
JA秋田しんせいの佐々木亨課長は、独自の取り組みである生産者組織の活性化や生産者の指針となる指導者の育成などを目的とした部会リーダー制度や、園芸に限定した就農者支援研修制度など、JAでの取り組み事例を紹介した。
今年1月現在、県内14JAで75名のTACが活躍しており、JA全農あきたは、今後もJAグループの総合力を発揮した取り組みを強化していきたいとしている。
(写真)会場の様子
(関連記事)
・JAながのの合併(2)-営農指導・販売体制(18.02.23)
・【山崎周二JA全農代表理事専務に聞く】農家手取り確保のため さらなる「自己改革」を(18.02.19)
・大型トラクターの共同購入で動画を公開-JA全農(18.01.20)
・ガバナンスと地区本部間連携の課題-JAしまね(2)(17.12.29)
・【戸井・全農チーフオフィサーに聞く】変化する消費現場に的確に応える(17.12.20)
・TACパワーアップ大会開催(17.11.16)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日