積立金4142億円に 農林水産業貯金保険機構2018年3月29日
農水産業協同組合貯金保険機構は3月23日、運営委員会を開き、平成30事年度の収入支出予算及び資金計画を協議、決定した。
それによると、30事業年度の保険料の積立金(責任準備金)は、前事業年度より151億円増えて4142億円(平成30年3月末)。保険料率は0.015%で全据え置きとなった。
同機構は昭和48年、農協や漁協などの協同金機関が貯金等の払い戻しを停止した場合、必要な保険金の支払いや貯金等債権の買い取り、また経営破綻組合に対する資金援助などを行うために設立された。
平成15年以来、保険金支払が必要なケース一件もなく、農協からは、積立て目標の設定や料率の引き下げ、また積立金の凍結を求める声が出ている。
(関連記事)
・「貯保」の積立金は十分 JAバンクシステムが機能【榎本浩巳・農林中央金庫JAバンク経営指導部長】(18.03.15)
・役割果たした貯金保険機構【萬代宣雄・JAしまね前代表理事組合長】(18.03.15)
・低金利下、将来にわたる健全性確保 JA共済連(17.07.27)
・逆ザヤ解消でさらに経営が安定 JA共済連通常総代会(16.07.29)
・貯保制度の掛金凍結を 新世紀JA研究会が要請(15.12.15)
・未来を開く1県1JA 島根で新世紀JA研究会(15.08.07)
重要な記事
最新の記事
-
持続可能な食と農へ 農中と農研機構が協定2025年4月23日
-
将来受け手のない農地 約3割 地域計画で判明2025年4月23日
-
ふたつの「米騒動」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月23日
-
鳥インフル対策 大規模養鶏は分割管理を 農水省2025年4月23日
-
米の生産目安見直し 1.7万トン増産へ 北海道2025年4月23日
-
県内国公立大学の新入学生を秋田県産米「サキホコレ」で応援 JA全農あきた2025年4月23日
-
「岐阜えだまめ」の出荷始まる 初出荷は80kg、11月までに700t出荷へ JA全農ぎふ2025年4月23日
-
いわて純情米消費拡大月間がキックオフ JR盛岡駅前でおにぎり配布 JA全農いわて2025年4月23日
-
2025いわて純情むすめ大募集 純情産地いわての魅力を全国に伝える JA全農いわて2025年4月23日
-
【JA人事】JA常総ひかり(茨城県) 堤隆組合長を再任2025年4月23日
-
食べ物への愛と支える人々への感謝込め ニッポンエールからグミ、フルーツチョコ、ドライフルーツ詰め合わせ 全国農協食品株式会社2025年4月23日
-
カレー、ラーメンからスイーツまで 「鳥取の魅力」詰め合わせ JA鳥取中央会2025年4月23日
-
大自然から生まれたクリームチーズ 昔ながらの手作り飴に 蔵王酪農センター2025年4月23日
-
千葉県柏市「柏市公設市場」一般開放デー開催 市内JAが初出店2025年4月23日
-
新茶の季節に「お茶フェア」産地直送通販サイト「JAタウン」で初開催2025年4月23日
-
緑茶用品種「せいめい」全ゲノム配列を解読 多型情報解析を可能に 農研機構2025年4月23日
-
AIとIoT、新規センサを活用 スマート畜産排水処理技術を開発 農研機構2025年4月23日
-
「サツマイモ基腐病を防除する苗床の土壌還元消毒SOP」第2版を公開 農研機構2025年4月23日
-
第11回京都市場伊賀産肉牛枝肉研修会開く 伊賀産肉牛生産振興協議会2025年4月23日
-
充実の装備と使い勝手の良さで計量作業を効率化 農家向け計量器2機種を発売 サタケ2025年4月23日